近年、ネット通販・食事のデリバリー・日用品などのサブスクリプション等、様々な場面で宅配サービスを利用されている方を目にする機会が多くなってきています。また新型コロナウィルスの感染拡大により、自粛生活が続く中、前述のサービスを利用する方が、急速に増えていると思われます。
コロナ禍で、飲食業界を中心として数多くの企業や店舗が、テイクアウトやデリバリーに対応するサービスにシフトしてきていますが、従業員の中には運転に苦手意識を持っている方も多いと思われます。最近、既存の車両やレンタカーでデリバリーサービスを始めた方々から、狭い道が多い地域での配達についてのお悩みから、弊社車両にお問い合わせを良くいただくようになりました。
調べてみると、日本の道路の約84%が、道幅平均3.8mの市町村道だそうです。軽自動車の車幅制限は1.48m、普通乗用車の車幅は1.7m前後ですので、左右の余裕を考えると、対向車とのすれ違い時にハラハラ、すれ違いできずにバックしなければならない時には更にドキドキしてしまうこともあるかと思います。
また、車の小回り性能について、小さな曲がり角を曲がり切れるかの指標として「最小回転半径」というものがありますが、軽自動車は概ね4.5m前後、普通乗用車5m前後であることが多いようです。これはザックリいうと、自社の5m先に壁があるとして、最小回転半径5m以内の車ならば壁に当たらずに曲がり切れるというものです。
一方、弊社が2020年11月から発売開始した電動デリバリートライクLavitaVan500は、車幅約1m(1020mm)、最小回転半径約3mと、軽自動車よりもずっとスリムで狭い道でも余裕をもって対向車とすり違いができ、小さな曲がり角も不安なく曲がれます。
コロナ禍によって急速に広まったデリバリーサービス。LavitaVan500は今までありそうでなかった車両として、日本の道路事情にあった形でご提案し、おかげ様でご好評いただいております。少しでも皆様のお力になれれば幸いです。